1.どんな企業か？
教育活動の支援や学校給食事業を行っている公的機関です。子どもたちの健やかな成長を支えるため、安全で栄養バランスの取れた給食を提供し、食育を通して「食べる力」「健康を守る力」を育む取り組みを続けています。給食の調理や衛生管理だけでなく、地域と連携した教育支援活動にも力を入れており、安心・安全で温かい給食づくりを大切にしています。

2.お仕事の手順
学校給食センターまたは校内調理室で、給食調理業務全般を担当していただきます。朝はその日の献立を確認し、食材の下処理（野菜の洗浄・皮むき・カットなど）からスタート。次に調理機器を使って煮る・焼く・蒸すなどの加熱調理を行います。出来上がった料理は、児童・生徒の人数分を正確に盛り付け、各教室へ配膳できるようにトレーや容器に振り分けます。
昼食後は、使用した器具や調理機器の洗浄・消毒・片付けを行い、厨房内の清掃を徹底します。また、献立の作成補助や食材納品チェック、手書きでの記録票（調理日誌・衛生管理記録）の記入もあります。
全体的にチームでの分担作業となるため、協調性を持って取り組める方に向いています。安全でおいしい給食を提供するために、一つひとつの作業を丁寧に進めていくことが大切です。

3.扱う製品・サービス
調理するのは、地元産の食材を中心とした給食メニューです。ご飯、汁物、主菜、副菜、デザートなど、栄養士が作成した献立に沿って調理します。市の基準に基づく衛生管理を徹底しており、子どもたちの健康を守る「食の安全」を第一に考えた給食づくりが求められます。

4.業務に使用する道具について
大型の調理釜、オーブン、蒸し器などの業務用機器を使用します。包丁やまな板などの基本調理器具のほか、計量器、消毒液なども扱います。衛生手袋やマスク、帽子、エプロンは支給されます。温度管理や加熱時間の調整など、食品衛生に関わる基本操作を守ることが大切です。

5.研修・指導の流れ
担当者との面談があり、業務内容や勤務条件について説明を受けます。その後、実際に勤務する学校にて現場責任者と顔合わせ・見学を実施します。入職初日は既存スタッフから厨房の使い方や衛生管理の流れ、調理器具の扱い方をマンツーマンで教わるため、初めての方でも安心してスタートできます。

6.求めている人材
調理師または栄養士の資格をお持ちの方を募集しています。チームでの作業が多いため、協調性を持って行動できる方に向いています。食や健康に関心があり、子どもたちの成長を支えたいという気持ちをお持ちの方を歓迎します。

7.お仕事のメリット
・子どもたちの健康を支えるやりがいのある仕事：直接感謝の言葉をもらえることもあり、やりがいを実感できます。
・土日祝・長期休暇あり：春・夏・冬休みがあるため、プライベートとの両立がしやすい職場です。
・公的機関での安定勤務：市の教育委員会が運営する職場のため、労働環境が安定しています。

8.職場環境
衛生面を最優先しており、制服・帽子・手袋の着用が義務付けられています。作業場は整理整頓されており、清潔で明るい雰囲気。職員同士の連携が良く、チームワークを重視した働きやすい環境です。検便検査などの健康管理体制も整っており、安全で安心して働ける環境が用意されています。